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野球選手はいい人だ(?)

WBCの盛り上がりで大谷嫉妬民が現れるというよく分からないことになっているようなのですが、主張としては、とてつもない成績のうえに「いい人」とは非の打ち所がない、どうしたことだ、といった内容に思います。

ばかばかしくてあまり読んでないので違ったら申し訳ない。大谷さんが一体どうふるまってたら満足なんだw

私も大概ニワカで、ちゃんと見始めたのが2013年の楽天優勝からですね、以降10年近く楽天ファンとして歯ぎしりを続けておりまして、昔はよく知らないのですが、私の見始めた以降は野球選手ってだいたい「いい人」なんですけどね。やらかす向きも当然あるのですけれど。

現ヤクルトの高津監督だって一時は独立リーグのアルビBCで監督してて、NPBに比べたら独立ってやっぱり地味なので。「え! あの高津さんが新潟で監督を…いい人だ…」と感動していたものです。

あと一応名前伏せるけど、ポストシーズンに元西武のK選手がごはん食べてるとこに遭遇したことあって、気がついた西武ファンに軽く挨拶されながら焼き魚定食を一人で召し上がってました。お酒もなく、ごくごく普通の好青年といった印象。

グラウンド以外で野球選手を見るのが初めてだったもので、同じ空間にいる事実に大変緊張したのですが、今思えばサインの一つも貰っておけばよかった。贔屓球団でなくとも野球選手は好きですね、なぜなら野球をしているから。

そして侍ジャパンで最年長のダルビッシュ有さんなのですが、個人的にやはり、ダルビッシュさんが今回のチームの支柱となっているのじゃないかと想像する。

ダルビッシュ投手は2月のチーム合流後から、変化球の投げ方や体調管理法など、惜しみなく年下の選手たちに伝えてきた。「友達と思って接している」と語ったダルビッシュ投手は、幼少期から野球を愛する純粋な心を持っていた。

WBC侍ジャパンのダルビッシュ、頭脳と熱意で若いチームけん引 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

ダルビッシュさんもまた、現代的なというか、考えて、試して、人に共有するのが重要だと思っていらっしゃるようで、YouTubeチャンネルでは面白い話がたくさん聞けました。

最近更新されてないようで、これも2年前の配信だけど、15分からの、トレーニングやサプリメントについて日ハム入団当時からソフトバンクが先進的だったこと、また、セ・リーグパ・リーグの(当時の)トレーニングルームの使わせ方について、大変興味深いことを仰っています。

www.youtube.com

話戻るけど、大谷さんが今とてつもない偉業をなしとげてるのも、いきなり大谷さんだけがポンと現れても無かったのじゃないかというか、たとえばメジャーへの先鞭をつけた過去の選手達だったり、二刀流というものを柔軟に育成した指導者だったり、トレーニングについてもいろいろな人が試行錯誤して、そこに本人の資質と努力が乗った結果だと思うんですよ。

なかやまきんに君も、大谷さんのトレーニングってものすごくフォームがきれいだって言ってましたからね。そうやって知見がたまった上にいられるのは、野球界が「だいたいいい人」だったからなんだろうし、本人だってケガで思わしくない時期があった。

大谷さんが飛び抜けて「正しく」見えるとしたら、大谷さんを支える周囲や、逆に本人がしてきた苦労を、まあ見てないだけなんじゃないかな、という気もします。